【ズートピア2】前作よりも大人向け?ディズニー映画「ズートピア」の最新作、ズートピア2を正直レビュー!!

映画レビュー

2025年12月5日から、ディズニー映画「ズートピア」の最新作、ズートピア2が全国の映画館で上映されました。2016年に初めて上映されたズートピアの続編です。

今回は、話題沸騰のズートピア2を遅くはなりましたが正直レビューしていきます!


あらすじ

警官になったジュディとニックが、街に突然現れたヘビのゲイリーをきっかけに、ズートピアの歴史に隠された巨大な秘密に挑むドキドキはらはらそして仲間の大切さがよくわかる感動作です。


感想

※ここからは一部ネタバレを含みます。

ズートピアならではの躍動感!

前作からそうですが、主人公のジュディは警察官として映画に登場します。ジュディと街中の悪者が織りなすカーチェイスは、やっぱり見ものですよね!捕まえられたり捕まえられなかったり、、たとえジュディが捕まえられたとしても、ほめられなかったり、、そんなハチャメチャな世界観のズートピアが、今作でも見受けられました。

前作の最後では、ニックが正式に警察官として認められましたね。今作では、ジュディとニックは正式にタックを組んで仕事をしていきます。しっかり者そうに見えて破天荒なジュディと、がさつそうに見えてしっかりしているデコボココンビに加え、今作新登場のキャラクター「ゲイリー」の3人でズートピアの秘密を暴いていきます。

ズートピアでは、様々な動物がまるで人間のように暮らしています。人間のアクションとは一味違った、動物らしい躍動感のある映画になっています。それぞれの動物の細かな動きに注目しながら見るのも、ズートピアならではの楽しみ方かもしれませんね!

・作りこみが素晴らしいストーリー

ディズニー映画に限った話ではないですが、どんな物語にも起承転結は欠かせない存在です。ディズニー映画では悪役のことを一般的に「ヴィラン」と呼んでいますが、今作でもヴィランが登場しました。

これまでいろいろなディズニー作品を見てきましたが、そもそもディズニー作品は子供向けに作られていたり、ヨーロッパの童話がもとになっていることもあり、起承転結も割と単調であることが多いです。作画やグラフィックを楽しむことができたり、深く考えることなくすらすら見ることができる点では、ディズニー作品の右に出るものはないと言えます。しかし、僕自身の考えとしては、ディズニー作品であっても、もうすこしミステリー的な設定であったり、深みのあるストーリーを期待してしまっているのです。(どんな映画にもストーリーを超えた【テーマ】はありますが、)

しかし今作のズートピア2は、そんな僕でも納得ができる満足感の高い作品だったと思います!

新キャラクターの「ゲイリー」は、ズートピアで起こったある秘密を暴くために突然として現れました。物語のキーマンはゲイリーとなるわけですが、話の前半に伏線がたくさんちりばめられているわけではなく、物語が進むごとにヒントを得ていく構想になっています。どんな結末になるのか、このヒントがどう生かされるのか、観客を引き付ける内容になっていたと思います。

・声優があまりにも豪華

ジュディの声優が上戸彩さんであったり、ニックの声優がクレヨンしんちゃんに出てくる「野原ひろし」とおんなじである森川智之さんということはみんなが知っていることだと思います。現時点ですでに熱い声優陣であるにもかかわらず、今作ではアイドル兼俳優の山田涼介さんや、俳優兼歌手の梅沢富美男さん、俳優の江口のりこさんなど、俳優やアイドルで大活躍している方々が声優として登場します。あっ!聞いたことる!っておもったら大物俳優さんだったことが何回もありました。

自分の好きな俳優さんがディズニー作品で声優をつとめていたらあがりますよね!!


気になった点

・テーマの押し売り

先ほども書いた通り、ディズニー映画では物語の背景にテーマを設定します。アナと雪の女王では、本当の愛とは何か(姉妹愛)がテーマになっています。ライオンキングでは、シンバが王になるまでの責任感がテーマになっています。ズートピアも同様に、多種多様な動物が暮らす都市での差別や、偏見がテーマになっていて、他の作品と比べて伝えたいことがわかりやすくなっています。

ズートピア2でも引き続き差別や偏見がテーマになっていましたが、今作はそのテーマの主張がかなり強かった気がします。ズートピアはそもそもの世界観が、多種多様な動物が暮らすユートピアなこともあり、設定がかなり大人向けといえます。その世界観に作品の伝えたいことをどう落とし込むかが課題になってくるわけですが、今作品のもともとのストーリーとして新キャラクターの「ゲイリー」がマイノリティ的な立場にあることもあり、ストーリーの中ですでに差別的な要素を含みつつ、さらに深くその要素を押し出すことになると、観客としてはおなか一杯になってしまうのでは?と感じました。

しかしズートピアというかなり難しい世界観の中で、差別や偏見についてを考えさせるのであれば、本作のようなストーリー展開がもっとも飲み込みやすいのかなとも感じました。


・逆に情報が多すぎるかも、?

今作の良かった点として、ズートピアならではのテンポ間や躍動感を挙げましたが、その良さが逆に悪く目立ってしまった点も挙げられます。町の警察官として働くニックとジュディですが、やはり警察官となると、何かを追ったり追跡することになるため、どうしても物語自体にスピートが伴います。爽快感があり観客も見入ってしまうのですが、そのスピードゆえにどこを見ていいのか、また展開が速いため見逃してしまうこともありました。そういった点ではある意味情報過多になってしまっていた印象です。

前作から登場しているフラッシュが今作でも登場しました。

ズートピア全体のスピードが速いのに対して、彼のものすごくゆっくりとした挙動や会話は、物語にメリハリがつき、かなりインパクトのあるキャラクターです。彼のスローな動きが、物語のバランスをとっているのかもしれませんね。


ちょっと豆知識

実はズートピアに登場する動物は、どれも現実世界のサイズになぞらえているのです。

こう見ると、ジュディやニックの小ささがかなり目立ちますよね!

こういった些細に見える演出が、映画の見やすさに大きく影響するんですね。

そしてこの何気ないシーンですが、、

動物たちのサイズ感を守るため、限界まで引いた画角にすることで調整していたそうです。


いかがだったでしょうか!遅くはなってしまいましたが、ズートピア2の正直レビューでした!

ズートピア2は、「アナと雪の女王2」を超えて国内洋画アニメランキングで3位から2位に浮上しました。初代ズートピアから約10年間空いたにも関わらずこの人気っぷりは、さすがとしか言えませんね。。

話の展開やスピード感を含め、本作は大人の僕たちでも十分楽しめるものになったと思います。

そしてすでに映画を見た方ならわかると思いますが、最後のシーンでなにやら鳥の羽が落ちてくるシーンがありましたね。過去作含めて鳥がでてくるシーンはなかったため、このヒントは『ズートピア3』の示唆とみて間違いなさそうです!次回作にも期待が高まりますね!

人気沸騰のズートピア最新作、まだまだ各映画館で上映しています!気になる方はぜひ劇場へ!

※このレビューはあくまで個人の意見です。

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